長野のご当地名物に光あれ
秋が旬のりんごをスーパーで見かける理由は保存方法にあった「CA貯蔵法とは?」
「CA貯蔵(Controlled Atmosphere Storage)法」とは、貯蔵庫内の大気組成を人工的に変え、冷蔵と組み合わせて、果実など青果物を長期に貯蔵する方法。青果物は収穫後も生理作用を営んでおり、酸素濃度を下げることで仮死状態にすることで、品質の劣化が抑制され、貯蔵性が増す。1821年にフランスに置いて「貯蔵寿命を可能な限り伸ばす」というテーマで研究が始まり、モモ・洋梨・リンゴなどの果物の鮮度保持期間を延長することができたという記録がある。その後イギリス・アメリカ・日本・カナダ・オーストラリアなどで実用テストや研究が始まり、1950年代からはアメリカのリンゴ産地において急速に広がりをみせた。日本では、1961年に青森県で初めてりんごを保管する為のCA貯蔵庫が建設される。
機能性野菜とは
機能性野菜とは、一般の野菜に比べ健康によいとされる成分が多く含まれている野菜のこと。タキイ種苗では、「ファイトリッチ」シリーズとして、12品種を展開している。その中の一つが”シスリコピン”を多く含むオレンジクインである。 種苗会社は、病気に強い野菜の種が欲しい生産者ニーズと、おいしい野菜を食べたい消費者ニーズの両方を満たすため、従来の育種手法に加え、バイオテクノロジーを組み合わせている。